MEETING MINUTES / PRACTICAL GUIDE

議事録の書き方|決定事項とToDoが残るテンプレート

議事録は、会話を全部記録するためのものではありません。会議が終わったあとに「何が決まり、誰が、いつまでに動くのか」を確認できる状態にするための記録です。

公開日: 2026年7月12日 | AI顧問室 編集部

会議の議事録をノートとノートパソコンで整理している様子
先に結論:議事録は「目的・議題」「決定事項・保留事項」「ToDo・担当者・期限」の3段階で作ると、読み返した人が次の行動に移りやすくなります。入力だけで形にしたい場合は、無料の議事録テンプレート・ToDo整理ツールを使えます。

議事録の役割は「発言の記録」ではなく「次の行動の共有」

議事録を書くとき、会議中の発言を一言ずつ残そうとすると、作成者の負担が大きくなります。しかも、発言が多い議事録ほど、重要な決定事項が埋もれがちです。

実務で役に立つ議事録は、欠席者が読んでも判断できる記録です。最低限、次の4点が分かるようにします。

議事録の書き方は3段階で考える

議事録の項目を会議の時間軸に沿って分けると、記入漏れを減らせます。

議事録を会議前・会議中・会議後の3段階で整理する図解
議事録を「会議前・会議中・会議後」に分けると、決定事項とToDoが残りやすくなります。
01 / 会議前

目的・議題を決める

何を決める会議なのか、話す順番は何かを先に置きます。

02 / 会議中

決定・保留を分ける

結論が出たことと、追加確認が必要なことを混ぜません。

03 / 会議後

ToDoを配る

担当者と期限が決まって初めて、議事録が行動につながります。

1. 会議前に「目的」と「議題」を置く

タイトルだけでなく、「この会議が終わると何が決まっているべきか」を1文で書きます。議題は、話したいテーマを箇条書きにすると、会議後の整理もしやすくなります。

2. 会議中は「決定事項」と「保留事項」を分ける

決定事項には、合意した内容を短く書きます。反対に、結論が出なかったことは保留事項として残します。保留事項を消してしまうと、次回の会議で同じ議論を繰り返す原因になります。

3. 会議後は「ToDo・担当者・期限」をセットにする

「確認する」「検討する」だけでは、誰の仕事か分かりません。担当者|やること|期限の形にすると、そのままタスク管理へ移せます。

そのまま使える議事録の項目

項目書く内容記入例
会議名会議の目的が分かる名前営業定例会
日時・参加者開催日、参加者、欠席者2026/7/12、田中・佐藤
議題話し合うテーマ次月の新規提案について
決定事項合意した内容新しい提案書を7月から使う
保留・確認事項追加確認が必要な内容価格表の最新版を確認
ToDo担当者・作業・期限田中|提案書作成|7/18

AI導入の相談はサービスから

AIに任せる業務の選定から、実装、社内ルール、現場への定着までを一気通貫で支援します。自社でどこから始めるか、サービス内容を確認してください。

AI顧問室のサービスを見る

議事録でよくある4つの失敗

  1. 発言をそのまま全部書く:重要な決定が見つけにくくなります。
  2. 決定と保留が混ざる:決まったことを誤解する原因になります。
  3. 担当者が書かれていない:「誰かがやる仕事」になり、実行されません。
  4. 期限がない:次の会議まで先送りされます。

議事録をAIで効率化するときの確認点

文字起こしや要約をAIに任せると、議事録の下書きは速くなります。ただし、固有名詞、数字、否定表現、決定事項の取り違えがないかは人が確認してください。

特に社外秘の資料や個人情報を扱う会議では、どのサービスに何を送るか、保存・学習に使われるか、誰が最終確認するかを先に決めます。AI導入前の論点はAI導入リスク・社内ルール診断で整理できます。

AIの出力をそのまま正式記録にするのではなく、「AIが下書きし、人が決定事項とToDoを確認して共有する」という役割分担にすると、効率と品質のバランスを取りやすくなります。実際の変換イメージは議事録AI体験デモで確認できます。

よくある質問

議事録は会議中に完成させるべきですか?

会議中に全体を完成させる必要はありません。会議中は決定事項と保留事項を拾い、終了後にToDo・担当者・期限を整えると負担を抑えられます。

議事録に発言者名はすべて必要ですか?

すべての発言者名を残す必要はありません。意思決定に関係する提案者、担当者、確認が必要な人が分かる程度に整理します。

議事録をAIに作らせるときの注意点は?

誤りの確認者を決め、機密情報・個人情報の入力範囲とサービスの保存条件を確認してください。AIの出力は正式な記録にする前に人が確認します。

次に読む・使う